『瀬戸内東予休暇村』は良く整備されたレジャー施設で、そのメインは晴れた日には素晴らしい眺めを楽しみながら食事が楽しめる今治を代表する観光レストランである。ここのウリは海岸の高台にあるその「立地」である。 片や『中華料理福臨』は、中身よりも「建造物」として今治を代表?する中華料理店であった。「あった」というのは、実は最近、松山市の北条地区に移転したので『旧店舗跡』になってまったのであるが、その価値は変わらない。むしろ空き家になって雰囲気が益々醸し出されてきたのかもわからない。見て頂いてわかるような明らかに「傾いて」いる。ピサの斜塔のように設計ミスでもなければ、芸予地震で被災したのでもない。店主さんの趣味とPRのために初めから傾けて造られた物に違いないが、中は水平である。 それよりも、この傾いた空き屋が何の変哲も無い生活道路のロードサイドに普通に建ってあるのは、何も知らない我々がなにげに車を運転していて思わず振り返るぞ。誰かここをこのまま借りて住んでみんかい?
|
「東予休暇村のレストランから望む燧灘と石鎚山系」
東予休暇村のレストランから望む燧灘と石鎚山系
「今治名物であった中華飯店「福臨」の跡」
今治名物であった中華飯店「福臨」の跡
「真横から見ると無理しているのがわかる。」
真横から見ると無理しているのがわかる。
「通りすがりの地元の車から、撮影しているのを見て笑われる。」
通りすがりの地元の車から、撮影しているのを見て笑われる。
「近くの「さいさいきて屋」。地元でも有名なJA産直広場。土日ともなれば車であふれる。こっちの方が名所である。」
近くの「さいさいきて屋」。地元でも有名なJA産直広場。土日ともなれば車であふれる。こっちの方が名所である。
|