弓削島は広島県因島に寄り添うようなお隣の愛媛県の島であり商船高等専門学校で有名な島である。この島のリゾート地から眺める瀬戸内海が公式88景のテーマであるが、『魚島』はここから眺めている瀬戸内海にポツンと浮かぶ離島のひとつである。 北は芸予諸島、東は香川県荘内半島、西は愛媛県高縄半島の東西60qに広がる『燧灘』の真ん中に位置する有人離島であり、交通の便は本土ではなく芸予諸島の因島からの一日四便の定期船しかない。島は好漁場で釣り客が多いが、戦国時代の史跡も多く手つかずである。島で一番高い城山展望台は燧灘が見渡せる眺望地。観光客相手の商業施設もまだまだで海しかないが、それだけに開発やリゾートとは縁遠い瀬戸内を残す島である。
|
「弓削島南部のリゾート浜」
弓削島南部のリゾート浜
「広島県因島の土生港から町営定期船があるのみである。」
広島県因島の土生港から町営定期船があるのみである。
「魚島港の総合支所(開発センター)。島で一番大きい建物である。」
魚島港の総合支所(開発センター)。島で一番大きい建物である。
「島の最高峰城山168bの展望台、ここから半径10qの燧灘内での最高地点である。」
島の最高峰城山168bの展望台、ここから半径10qの燧灘内での最高地点である。
「天気がよければ遠く香川県の荘内半島まで見える。」
天気がよければ遠く香川県の荘内半島まで見える。
|