公式88景の『多々羅大橋』は愛媛県と広島県の県境、大三島と生口島の海峡を結ぶ斜張橋である。そもそもこのあたりは県境が複雑で島によって県(四国地方か中国地方か)が異なるのであるが、観光客レベルでは何の影響もない。 「伯方の塩」で有名な伯方島はなんとか愛媛県であり「しまなみ海道」は島の西端をかすめるように通っている。その反対側の木裏(きのうら)港の高台にお城がある。でも実は『伯方ふるさと歴史公園』。ここもまた、村上水軍ゆかりの戦国時代にあったといわれる「木裏城」を現代に想像的に復元した建築物なのであるが、中は島近辺で出土した「ナウマン象」(瀬戸内海は太古は陸であった)の化石や石器土器、島の古くからからの生活を展示したの展望のよい民俗資料館である。またこの城の丘自体も『金ヶ崎遺跡』という旧石器時代の遺跡でもあり、一説によると「愛媛の歴史はここから始まった」らしい。それにしても愛媛の県境にありながら言うに事欠いてこれか?(笑)
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「県境の斜張橋である。橋の向こうは中国地方広島県」
県境の斜張橋である。橋の向こうは中国地方広島県
「木裏港から見るとおかの上にお城が見える」
木裏港から見るとおかの上にお城が見える
「さすがに眺めは素晴らしくこれは東の岩城島 南は遠く『四阪島』まで見通せる」
さすがに眺めは素晴らしくこれは東の岩城島 南は遠く『四阪島』まで見通せる
「おなじみ「伯方の塩」の工場も」
おなじみ「伯方の塩」の工場も
「少し言い過ぎでは?」
少し言い過ぎでは?
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