「じゃこてん」の漁港である八幡浜市は今は真穴みかん等のブランドみかんで有名であり。市街地周辺はまさにミカンの段々畑である。その山々を眺めながら20分ほど定期便にゆられたところに、この『八幡浜大島』はある。実は『大島』、『三王島』、『地大島』、『貝付小島』、『粟ノ小島』の五つの島であるが、前四島は人工の架橋と自然の浅瀬(潮が引くと現われる)で結ばれている。とは言え人が住むのは『大島』のみで『地大島』はその畑地のみ、あとの三島はまったくの無人島である。主に漁村の素朴な島である。島内の道路も狭く地元の主要交通機関は自転車。かろうじて軽自動車が走っているが実際は半日滞在して駐車している三台しか見なかったぞ。観光地としてはこれからだろうが、島の原風景としてこのまま残しておきたい風景で一杯である。
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「八幡浜港より対岸の蜜柑の段々畑を見る」
八幡浜港より対岸の蜜柑の段々畑を見る
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