四万十川といえば「最後の清流」として全国に名高いが、これは某テレビドキュメンタリーのタイトルが誤って認知されたものである。この番組の本旨は四万十川は傾斜が緩やかな大河なので汽水域(海水と淡水が混ざり合う水域)が広く、よって魚類をはじめとする生態系が抱負であるという内容であった。それで「清流」のイメージが根付いたのだが、実際は流域が長く、源流地点の『不入山』から中流の『窪川』あたりまでは確かに清流なのだが、その下流は多くの町々を流れて生活排水もまざるようになる。ただしその名の如くたくさんの支流を持つ川なので、観光ブームで荒らされていない支流も多い。 『黒尊川』はその支流群の中で一番に水が綺麗だとと呼ばれる支流である。『口屋内地区』で本流と合流する付近では、今でも地元の人達が家族で泳いだり魚を穫ったりしている。逆に皆の川なのでバタフライで泳いだりボート類を乗り入れたりすると怒られる。でもその水はあくまでも透明。夜は初夏ともなれば蛍の光がネオンのようである。川に足を浸すと何も知らない小魚が肌に吸い付いてくるぞ。
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「四万十本流ではカヌーやゴムボート等、多くのレジャーが華やかである。」
四万十本流ではカヌーやゴムボート等、多くのレジャーが華やかである。
「『口屋内』の沈下橋付近で本流と合流する。」
『口屋内』の沈下橋付近で本流と合流する。
「淵の川縁から川底が見える。」
淵の川縁から川底が見える。
「キャンプをする人も。」
キャンプをする人も。
「隣町の江川崎測候所 2013年気温41度を記録。その後熊谷市に抜かれるが、地元では温度計の下でラーメン作って抜き返すことを目論んでいるらしい。(笑)」
隣町の江川崎測候所 2013年気温41度を記録。その後熊谷市に抜かれるが、地元では温度計の下でラーメン作って抜き返すことを目論んでいるらしい。(笑)
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