公式88景『モネの庭』はフランスの印象派画家のモネが過ごしたジルベール地方の「モネの庭」にちなんたフラワーガーデンである。なんで日本のこの地域にこんなんものがあるのかは言いっこなしだが地域にとっては貴重な観光資源となっている。 ただ、辺鄙すぎて観光バスがいけないだけで、本当のこの地域の最大の資源は、四国最後の未踏地といわれた魚梁瀬原生林である。『ごっくん馬路村』で有名な馬路村の奥の奥が魚梁瀬である。この地域は四国有数の多雨地帯どころか、年間降水量日本一を毎年三重県尾鷲と競っている場所である。原生林が育つのもうなずけるであろう。昔から人里はあったが、食べ物は下の村から運んでいたようだ。今でも林業以外に産業は皆無である。この魚梁瀬の集落から1時間強、車で山道を分け入ると『千本杉』といわれる原生林入り口。ここから先に民家はない。本当の自然を感じられる日本でも数少ない地域である。
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「モネが過ごした庭を模した『モネの庭』」
モネが過ごした庭を模した『モネの庭』
「魚梁瀬の遠景。今はのどかな避暑地となっているが、旧村はダム湖の底である。」
魚梁瀬の遠景。今はのどかな避暑地となっているが、旧村はダム湖の底である。
「魚梁瀬原生林の登山口 川も以上に澄んでいる。」
魚梁瀬原生林の登山口 川も以上に澄んでいる。
「ここからが千本杉となる」
ここからが千本杉となる
「魚梁瀬ダムは四国一のロックフィルダム。」
魚梁瀬ダムは四国一のロックフィルダム。
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