公式88景では、とうとうと流れる吉野川を借景にした寺の庭である。これはこれで詫びさびの世界かもわからないが、対して裏88景は四国最高峰峠とうたわれた標高1513b「落合峠」。まさに360度のダイナミックな眺望である。古くは屋島の戦いから祖谷に落ち延びた平家の落ち武者の通った街道であり、今では剣山系の各名山への登山道が集る地点として有名。四国四県をも見渡せそうなこの雄大な眺めを見ながら、人々は何を想って峠道を越えていったのであろう。
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「吉野川背景の石庭」
吉野川背景の石庭
「峠から南方 剣山方面を」
峠から南方 剣山方面を
「ここからは『矢筈山1820b』の登山も」
ここからは『矢筈山1820b』の登山も
「振り返れば『寒峰1605b』へも登れる」
振り返れば『寒峰1605b』へも登れる
「峠を北に越えると吉野川が見える。」
峠を北に越えると吉野川が見える。
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